小惑星ベンヌってこんなゴツゴツしてるのか
最近小惑星探査が気になってちょこちょこ調べています。
今回のテーマはベンヌ(Bennu)とNASA(アメリカ)の小惑星サンプルリターン計画「OSIRIS-REx」です。
ベンヌについて
ベンヌは「地球近傍天体(NEO, Near Earth Object)」という地球と火星の間を通る天体です。その中でもいちばん太陽に近づくと地球軌道の内側に入る「アポロ群」に所属しています。
ちなみに、日本のはやぶさ計画で探査を行ったイトカワ、リュウグウもこれです。
(あんなに話題になってたのに調べるまで知らなかった...火星と木星の間の小惑星帯にあると思ってました...意外と近かった)
そして写真見てびっくり。大きい石がごろごろしてる...
あまり大きな星じゃないし、星自体が大きな岩になっていて、表層の粒子はけっこう小さいんじゃないかと勝手に思ってました。
スケールが入ると大きさ分かりやすいですね。10mとかの大きさの石がある...
大気がないから風などでの摩耗が起きず、大きな石がある?
形も楕円に近く、角ばっているようにみえます。あまり摩耗してなさそう...?
OSIRIS-REx
2018年にベンヌに到着して、探査を行っています。2020年にサンプル採取、2023年に帰還予定。
読み方ですが、現地発音に近いのは「オサイリス‐レックス」のようです。OSIRISはエジプト神話の神様の名前ですが、これの日本語表記は「オシリス」なので、まあ国内ならどっちでもいいと個人的には思っています。記事によってもバラバラですね。
ちなみに「ベンヌ(Bennu)」はエジプト神話に出てくる不死鳥の名前です。
個人的に日本語でいちばんわかりやすい記事がこちら↓
来年ははやぶさ2の帰還と同時にOSIRIS-RExのサンプル採取が楽しみだなあ
ゆにす