三浦大知さんの話がしたい -Backwards編-
こんばんは、ゆにすです。
今日は三浦大知さんの話をします。
前回のオンラインライブの話、たくさんの方に読んでいただいてとても驚きました。
本当にありがとうございます!
拡散されると「EXCITEから入ったくせになんだこのニワカ!」とか言われるのではとびびってましたが大知さんファンの皆さんは本当に親切でお優しいです…!
本当は「オンラインライブのBlu-rayが届いた編」とか「Antelope編」とかも書きたいのですが、なかなかブログに手を付けられないでいるうちにBackwardsが発売されました(この記事も本当は発売日に出す予定だった…)ので、とにかく今回はBackwardsの話をします!!
(そのうち突然Antelopeの話とかし始めたら「今さら…」「順番ゴチャゴチャじゃねぇか…」と心の中でツッコんでください…下書きはあるんだ…)
三浦大知さん、「Backwards」発売おめでとうございます!!!
いやー………この人一体何者なんだ(n回目)
いやもうすばらしすぎて会う人すべてに「三浦大知さんのBackwards聴きました!?MV見ました!?今すぐ見ろ!!!」って言ってまわりたいくらいである。(私のせいで大知さんが嫌われることがあってはならないので、LINEのBGMにひっそりセットするのが精一杯でございます…)
ところで私は特に音楽やダンスを専門に学んだことはないので、ここの音がどうたら〜とか歌唱力がなんたら〜とかこの動きがこうたら〜とか詳しいことはわからない上で感じたことをしゃべってます。ご承知おきください。というかもしよかったら教えてください。
表題曲「Backwards」は3/12に先にMVが公開されましたね!
「今回も大知さんはかっこいいんだろうなあ〜」みたいなフワフワしたノリで再生して見事電撃くらってダウンしました。
いやあの、いつもある程度衝撃を覚悟して再生してるんですよ、これでも。
でも大知さん、いつも予想の遥か上空から電撃ビリビリの衝撃を浴びせてくるんよ…
Backwards、すごすぎて(?)初日は1回しか再生できませんでした…(しかしその後は毎日再生しまくっております)
かっこいいとかそういう形容詞で表せる次元を越えていましたね…絶句。
初見では完全に曲の世界に飲み込まれて何も言えませんでした。普段は曲のほうが自分の中に入ってくると思うのですけど、今回は完全に曲のほうに私が持っていかれました。大知さんのMVはそういうものが多いのにまた油断してました。いい加減学んでください自分。
皆さんの「この振り付けライブでどうするの?」ってコメント読んで、そんなことも考えないくらい見入ってたな…と気づきました。かなりレベルの高い動きしてるのに自然すぎて後転してたのすらスルッと見てた(コメント読んで後転いつしてたんだ…?って思ってました)
そして歌番組でも何回か披露されましたがやばいな!!素で「は????」って言いました。ちなみに実家に電話して「大知さん新曲披露するから見てくれ」と頼んだら家族も見てくれてやっぱり「何これ!?」って言ってました。
生歌だと曲とダンスと相まって咆哮みたいになっていて本当にすごかった(語彙力のなさ)。あと後転してましたね!?何なの!!
ところでなんで今ライブできないんですか!!早く生で拝みたいです…
大知さんの音楽はすべてスンバラシイのが大前提な上でファンの方それぞれの好みがあると思うのですが、私にはBackwardsがものすごくハマりましたね…
この曲、全体の印象が暗いというかネガティブだと感じたので、大知さんご本人が「ポジティブな曲です」とおっしゃったとき(うたコンと先日のYouTubeライブ)は、「ぽ、ポジティブ…?」と聞いた当初思いました。だって「この場所にはもう未来はない」とか言ってるぞ…?
苛立ちと絶望が入り混じりながら進もうとして進めなくて後転までしてるわけで、それは自分の感覚ではネガティブ(進もうとして進めないのは苦しいじゃん…)だったのですが、大知さんは進もうとしてるその状態からすでに「ポジティブ」と言ってくれるのだな、と思いました。それはなんというか…励みになります。そしていちばん最後の部分はちょっとずつ前進してるんですよね。
これ、もしかして応援ソングだったんか…?
音楽に出てくるネガティブな言葉や感情ってそれを増長させるものではなくてむしろ消化してくれるものだと思うのです。
モヤモヤとか苛立ちとか絶望ってそもそも言語化しにくいし、それを発言することも難しいから溜め込みがちになってイライラしたり落ち込んだり…でも音楽を通して「わかってくれた」「代わりに言ってくれた」って感じるだけでもすっきりしますから。(感情の、押し込もうとすると反発してでかくなるけど、「それわかるぅ〜!」って同情するとけっこう消えるところわりとめんどくさいよね!)
だからネガティブだったり多少過激だったりする曲は必要だと思います。そのおかげで私たちが過激にならずに済みますので…
私のオタク・バイブルこと「トクサツガガガ」にもそうかいてあったよ(5巻、第40話「特撮は爆発だ!」より。仲村さんの回想で、兄ちゃんが友達とケンカした後怒りを鎮めるためにデスヴォイス聴いてた回です)
なんか話がズレちゃったぞ。
3月くらいからいろいろとバタバタしてるのでけっこう疲れてるのですが、癒やしはBackwardsです。あとかわいいネコチャンとゼンカイジャー。
Backwards見まくってるときに大知さんの音楽についてふと気づいたことがあります。
Backwardsと同時期からよく見てるのが「みんなで踊ろう!ゼンカイダンス」なんですけど
(突然どうしたとか言わないで)
歌もダンスも大知さんとはまあ全然違うわけですが、Backwardsと連続で再生してもなんかすんなり見れるんですよね。歌番組の前後のアーティスト(ダンスもする人たち)とかもそう。「それはそれ、これはこれ」みたいな。
あれだけのパフォーマンスに慣れてしまうと他と比べて比較先を下げて見てしまってもおかしくないと思うのですよ、めっちゃ口悪く言うと大知さん見ちゃうと大したことねーな!みたいな(気を悪くした方いたらごめんなさい…)
でもそれがない。
なぜか?と考えると、大知さんの音楽はあまりにも唯一無二なんですよ。あの人の音楽はあの人にしかできない。
あの人の音楽は唯一無二である故に、誰の音楽も傷つけない。
それは「創り出せない」という意味でもあり「真似できない」という意味でもあります。
大知さんの曲を自分で歌ってみた・踊ってみたとしても、そして他の方のそれを見たとしても、大知さんのそれとはどうしても埋められない違和感が出るのです。
皆さんの歌ってみた・踊ってみたがダメという意味ではないですよ!#Backwards_dance を見ても皆さんお上手でびっくりです!
私はカラオケなどで大知さんの曲を歌うとき、いつもいつも悩みます。
私は大知さんになれない。
それは音痴とかいう問題ではなく音程やリズムが完璧だとしてもどうしても埋められない違いがあるのです。(まあ私も歌うまいわけではないですが…)
大知さんの曲を表現しようとするならば、その曲を自分の中に吸収して、消化して、自分の表現に置き換えるしかありません。カラオケであれ何であれ、自分の納得する表現をするには完コピではなく自分のものにするしかないのです。ある意味カラオケで100点を目指せない音楽です。100点は1つの指標ではありますが正解ではないのです。逆に音程めっちゃ外しまくっていても、自分の表現は見つけることができます。
(もちろん他の歌手の方にも大なり小なり同じことは言えます。ただ自分の中で曲を落とし込んで表現を模索するのは大知さんしかいません)
そしてその表現はファンの皆さんそれぞれです。
だから他の方の歌ってみた・踊ってみたを見てもしっくりこないと思うのです。自分とも大知さんとも違うから。
違うのが当然だから、誰の表現も否定できません。違う違うと模索できるのは自分の表現だけです。
我々の模範解答は三浦大知、そして自分の答えは自分の中に。
三浦大知の音楽は、我々や同業の方を圧倒的に突き放し、そして誰のことも否定しない、激しく優しい音楽だと思います。
ちなみに私が今まで挑戦した大知さんの曲で、ある程度納得できるレベルで歌えるのは「EXCITE」だけです。レパートリーに加えたいのは「Backwards」の他に「Cry&Fight」です。がんばろー!
圧倒的運動音痴なのでダンスはダメです(白目)
先日のYouTubeライブでBackwardsのダンスレッスンがありましたが
だいち先生としんご先生の教え方はとてもわかりやすいです。どういう動きをしているのかすごくよく分かりました。ただし運動音痴&不足の私の体がついていける動きじゃない。
だいち先生としんご先生 わたしはラジオ体操に支障が出るレベルで身体バキバキなんですけどBackwards踊れますか?
— ゆにす (@spacekatsumokux) 2021年4月21日
ムリ。
ちなみにこの前マッサージに行ったら首から下全部凝りがやばすぎて整体師さんが引いていました…なので運動不足解消にチャレンジはしています…チャレンジするだけは……在宅勤務まだやると思うし…
ところでダンス解説してみんな踊ってね!って言った翌日に自分で踊ってみた上げてくると思っておらず完全に油断してたので、会社でひっくり返りそうだったぞ(帰宅した後見ました)
はいカッコいい!!!
そんなわけで大知さんの音楽はすばらしいが故にとっつきにくいとは思います。カラオケで気軽に歌えるものではない。それはただ単に音程が難しいとか高音が出ないとかそういうものだけではなく、曲を自分のものにしないといけないからです。しかもそれは他人からしたら正解ではありません。
押し付けがましくないよう気をつけながら周りに大知さん布教をしていますが、すごすぎてハマるまでのハードルが少々高いんですよね。
三浦大知のここがいい!:すごい
三浦大知のここがダメ!:すごすぎる
みたいな状態よ……
どれか1曲でもハマるとずるずる沼底まで行くんですけどね…これは経験談です。
うちの妹が「三浦大知は現代アートだからとっつきにくい」みたいなこと言っていました。上手いこと言うじゃん。
歌う人たちを「アーティスト」と呼ぶの個人的にあまりしっくりこないのですけど(ミュージシャンじゃダメなのかな?と思う)、大知さんは「アーティスト」って呼べますね。MVやパフォーマンスを見るとそこにいる大知さんごと「アート」だと感じます。
ところでBackwards以外の3曲もすばらしいです。
ここまでですでに長くなっていますが、ちょろっと感想を書きます。
「About You」
いやシンプルに良い。
サビのあの声「ホイッスルボイス」っていうんですか?最初聴いたときめちゃめちゃびっくりしたけど、何度か聴いてるうちに自分の感情もついてくる感じがします。あの一瞬制御きかなくなる感じとても好き。
とても個人的な話ですが、この曲聴くと思い出す人がいます。また会いたいです。元気にしてるかな…
「Spacewalk」
個人的に好き。
宇宙遊泳ながらふわふわしすぎない、弾むようなポップな音が好きです。
#三浦大知が世界に行かなくて誰が行くんだ から話が膨らんだとのこと。このタグは私も印象深いですが、これって「世界中に知られるべきすばらしさ」という意味だと思う(合ってる?)のに、当の本人はお礼を言いつつ「じゃあせっかくならみんなで宇宙まで行きましょ〜」みたいな感じでズッコケた。
そういうところ好きだぞ。
「Didn't Know」
「君に会うまでは」ってところズルくないですか?
正直まだ消化しきれてないのでもうちょっと聴き込みたいです。
というか「君(=大知さん)に会うまでは」ですよ!君に会うまでは!知らずにいたんだ!!なんというか…とんでもない音楽を!!!
それとは別にこれもまた聴くと思い出す人がいます。その人は会えないですけどね…でも大切な人です。
長々書いたわりにかなり個人的な感覚によることばかりになってしまいました。
本当に個人的にこう感じるってだけなので違う方が不正解とかないです。逆に私にも不正解とかいわないで…
私は違うよーとか何言ってんだおめーって方、よろしければご意見お聞かせください。
もしまだMV見てないよ!って方、ここまで読んだならBackwardsとAbout Youは見てからブラウザを閉じてください。
何回でも貼っちゃう。
それでは今晩もお付き合いいただきありがとうございました。
ゆにす