アニナナSB6話/三月の話と言葉について
*以下、アニメ「アイドリッシュセブンSecond BEAT!」第6話「声」のネタバレを含みます。
先程ほぼ1週間遅れでアニナナSB6話を見まして...つらい...
三月が買い物に行った先で自分を悪く言う声を聞いてしまうシーン、ゲーム内で初見したときもしんどすぎてすごく覚えています。今回アニメになるときも受け止められる気がしなくてずるずる先延ばしにしてしまいました。
三月を悪く言った女の子たちに対して、2部初見したときは「なんでそんなこと言えるんだよおおおお」と怒る気持ちがありました。でも今回は怒れなかった。アニメで見るとわかりやすかったがあの子たちただ感想を話してるだけだった。悪意もないし傷つけるつもりもないしそもそも当の本人が後ろで聞いてるとも思っていない。
あの子たちと自分は違うと言い切れない。
私にだって好きな芸能人さんもいるしそんなに好きじゃない芸能人さんもいる。
「あの人ちょっとウザいな」くらい言っちゃったこともある。
もし自分の一言が、今回の三月みたいに誰かを傷つけたり悩ませてしまう原因になっていたらと思うと怖くて仕方がない。
特に最近はツイッターが怖い。
以前何気なくつぶやいたことに推しからいいねが飛んできたことがある。カラオケで推しが歌ってる歌入れたら難しくて歌えなかった(なので推しはすごいなあ)みたいなやつだったと思うが、そんなのも見られてるのかと思ったら怖かった。
ツイートも、しゃべったことも、どんどん流れていく。今まで自分は何を言っただろう。本人に届いてしまったものは何だろう。
また、そういうマイナスな声のほうが心に刺さりやすいのも悔しい。「あなたが好きだ」ということについてたくさん言葉を尽くしても、一言「ウザい」と言うほうが刺さるのはいったい何なんだ。もう何を言葉にすればいいんだ。
それでも、本当に誰かを想うなら、伝えたいことがあるのなら、言葉にするしかない。
他人がどう受け取るかは自分では決められない。
三月にも(私の推しにも他の人たちにも)、本当に届いてほしいと願われた言葉が届くことを願うばかりである。
それにしても内容知ってるのになんで毎回しんどくなるんだ...