「魔法使いの約束(まほやく)」メインストーリー読了感想
こんばんは、ゆにすです。
今日はゲームの話をします。ネタバレします。感想です。攻略情報ではありません。
「魔法使いの約束」(略:まほやく)というソーシャルゲームがあります。
「アイドリッシュセブン」のシナリオ書いてる都志見文太先生がシナリオ書いてると聞いてはじめました。
確か配信されてわりとすぐ始めた気がするのだがランクを上げるのがめんどくさくてちまちまと進めていたらメインストーリー全部開けるのにめっちゃ時間がかかってしまいました。
途中からオートでガン回ししてたのもありいまだにあの育成のうまいやり方わかりません。オール999とかどうやるん。あと猫ローブと掃除好き量産されてしまう。
で、そんな感じでもなんとかランク75に到達したのでメインスト全部読みました。なので感想を描いておこうと思います。
で、前にこんなの書いていました。
メインで全員揃ったのでメインスト13章まで+育成ストいくつか見た現在の魔法使いたちの印象まとめメモ どう変わるか見物である(賢者日記) pic.twitter.com/w9B50YweUP
— ザナディ (@banana_melon15) January 16, 2020
これに則って各魔法使いごとに感想書いていこうと思います。
中央の国
・オズ
この人、あんまりしゃべらないしたぶん人と関わるには不器用なんだと思うけど、言葉がすっごい「重い」んですよね...賢者様ももちろんそれに気づいていますが、読んでる自分もすごく励まされました。13章でオズは賢者の名前を聞きます。この世界で必要とされているのは「賢者」であり、「真木晶」ではない、自分が賢者だからみんな慕ってくれているだけだ...これはツイッターで見た意見であり、オーエンが言ってたこととも重なります。その中でオズは「名前を忘れるな」「お前はお前だ」と言ってくれました。それは中央の国の王子であるアーサーに向けたものでもあったのだろうし、最強の魔法使いであるゆえの言葉なのだろうと思います。それは賢者様にも、私にも、力をくれました。この人の言葉はひときわ重く、強い。推しとか関係なくこの人に呼ばれる名前は違うなと感じます。
あと本人は死活問題だろうけどヴォクスノくぅ...で寝ちゃうのかわいい。雷の魔法かっこいいですよね。映像で見たい。
・カイン
推しです!!!この人のためにリセマラがんばった。初登場がめっちゃかっこいいんですよね~~あんな惚れるわ顔いいし。オーエンに片目交換されてるって聞いたときはなんて物騒な世界なんだ(主に北)...と正直引きましたががっつりグロいシーンがあるわけじゃなかったので無事読み終わりました、よかった(?)です。本人としては不服でしょうが、両目の色が違うの正直きれいだと思う...なんというか、完璧じゃないゆえの美しさみたいなのあると思う。髪の毛であんまり見えないせいもあるかもしれません。アシンメトリー好きなんですよ。でも自分サイコパスかもしれないとは思う。
この人の明るさとリーダー気質にすごくほっとしたり助けられたりしたのですが、本当にどこまでいっても明るいのでだんだん怖くなってきた。傷オーエン見たときも「元のほうがいい」とか言ったんですよこの人。目玉取られてるのに。あと栄光の街のエピソード(たぶん)でオズのこと超軽いノリでゲームに誘ってた。ヤベェ。
・アーサー
上のメモで「何を食べたらこんないい子に...」と書いてありますがオズ様のおかげでしたね!幼く無垢だったゆえにオズを「オズ」として見れる唯一の人だと思う。最強の魔法使いであるがゆえに名前が独り歩きするオズだけど、アーサーだけはオズのことをまっすぐにそのままを見てるんですよね。それは確かにオズの心を動かしたと思います。なかなかわんぱくなところが残ってる上に魔法使いの王子という複雑な立場なので傷つけられたりしないかとても心配です。彼が笑顔でいられる未来になったらいいなと思います。差別も根強く難しいでしょうが...
・リケ
う~~~ん...本人は純粋ですが教団がやばすぎると思う。リケくんゆかりの育成スポットがまだ追加されてないのでちょっと怖いですね...正直この子が弾圧されているの見るのがいちばん嫌。ネロのおいしいごはんいっぱい食べていっぱい遊んでふっかふかのおふとんでいっぱい寝てほしい。メインストでは攻撃魔法に目覚め気味なのがどう影響してくるのか(「楽しい」と言ってたのがちょっと怖い)気になります。とりあえずごはんいっぱい食べてください。
西の国
・ムル
月に恋して魂が砕けた人。「魂が砕ける」ってどういう感じかいまいちわからないけどエレベーターのムルとネコみたいな性格のノーマル(?)ムルと厄災の傷によって現れる欠片のムルと印象がころころ変わるのでなかなか大変そう。未開の天文台のエピソードで月に恋するということについてムルが言ってたこと、ちょっとわかる気がするんですよね...これでは私の火星に対する想いも恋になってしまう。まあ火星はまだ遠すぎるので今のところ私の魂は大丈夫だと思います(?) しかしこの世界の「月」っていったいなんなんですかね...こちらの世界での「地球の衛星」としての月というのはないのはわかりますが、なぜ近づくのか、なぜ魔法使いが押し返せるのか、なぜ賢者が呼ばれるのか、なぜ近づきすぎると影響が出るのか...月、なんなんだ。
まず色気がヤバい。そしてムルへの感情がヤバい。なんでこのコンビが「愛憎」って呼ばれてるのかやっと理解した。愛と憎しみと友情って同時に存在できるんですね...なんかこう、うまくいえないけどこの人の感情のうねり(?)いちばんすごいと思う。こういつもセクシーでスマートな振る舞いをしていますがとんでもない激情抱えてるのこう...いいですね...この人最後ムルの魂の欠片飲み込みましたよね?見ちゃいましたよ...居合わせたクロエに同情する。
・クロエ
めちゃめちゃいい子。新しい衣装が出るたびにこれもクロエが作ってるのかなあ大変じゃないだろうか...と思うけど率先して楽しそうに作ってるので本当に洋服が好きなんだなあと思う。白の衣装めちゃめちゃ好きなのであれを人数分つくったとかセンスもよければ制作スピードも早くてすごい。私は裁縫とか得意じゃないので尊敬します。スカーフのエピソードは泣いた。「俺馬鹿だから期待しちゃった」っていう気持ち自分にも覚えがあるから重なってつらかったしこの子の思いが踏みにじられる結果になってしまったのひたすらに悲しかった。魔法使いだからもしかしたらそういうの慣れてるのかもしれないけどそんなのに慣れてほしくないな...ラスティカがいてよかった。笑顔のクロエが好きです。
・ラスティカ
いきなり鳥かご取り出して鳥にして閉じ込めたりしたのでヤバい人出てきた...と思ったけどヤバいというよりとんでもなくマイペースな人なんだなということに後々気づきました。ある意味いつでもぶれてない。大丈夫かなこの人と思うことはあるけどこの人はいつでもこの調子なのでこちらがぶれている時はとても心強いなあと思いました。あと日常生活はクロエがついてるから大丈夫でしょう。ちょっとしたことですが、賢者様が歌が得意じゃないと言ったときに好きなように楽しめばいいって言ってくれたのが歌好きな音痴としてはうれしかったです。花嫁さんどこにいるんでしょうね...
東の国
この人なんでこんなに自信なくて自分を卑下するのかわかりませんが、この自分を下げる感覚は自分もすごく身に覚えがあります。半年くらい前までは私も自分のこと嫌って下げまくってました。たぶんいちばんやばかった時期は脱出したのでヒース見てると以前の自分を見せられてるようで苦しくなるときがあります。なんというか、自分を卑下すると周りのことも悲しませるんだな...というのを実感しました。そんなことないからそんなこといわないでよ、という気分になりますね。これはシノもやきもきするなあ...厄災の傷である黒豹の姿、あれ具体的にどうなったらどうなるのかわからないから怖い。ヒースの意志はないみたいだし...
シノと仲良くやってほしいです。
先生1。人が嫌いといいながらほっとかないし面倒見が良いので本当にいい人だと思います。英雄と呼ばれた人であるだけあって、優しく強い人なのはよくわかる。そんな人が裏切りにより今も夢に見るほど、「人が嫌い」というほどの傷を負ってしまったことが苦しくやるせない。まっすぐ優しい人が馬鹿を見る世の中をほんとうに恨むばかりである。どうか心穏やかに過ごしてほしいです。
・シノ
最初シノが魔法舎に来たときヒースとピリピリしてたので仲悪い感じの主人と従者か...?と思ったら逆でした。ヒースは先に厄災と戦い仲間を多く失ったことにシノを巻き込みたくなかっただろうし、シノは選ばれたことでこれからは自分がヒースを守れると意気込んでいた、そのすれ違いがあのピリピリだったんですね...なんなんだ君たち尊いな。この人もマイペースというか物怖じせずぐいぐいいくのでそんなこと言って大丈夫か...?とたまに心配になる。なんというか、ヒースしか見えてないよね?
あといっぱい食べるのかわいい。無限にレモンパイ与えたくなります。
・ネロ
この人のごはん食べたい。人と関わるのめんどくさそうにしながらリケのこと気にかけてるし元相棒のブラッドリーの頼みもなんだかんだ聞いてるし実際気がきくし面倒見いいんだよな...本人はめんどくさいことでも人つきあいが下手だったり不器用だったりするわけではないんですよね。というか料理といいかなり器用な人な気がします(本人はもしかしたらけっこうな労力使ってるのかもしれませんが...)
この人も確か実はけっこう長生きの魔法使いなんですよね。人生経験も入っているのかな。
南の国
・ルチル
この人も推し。過激なところがあるのは間違いないがベースはやっぱり穏やかで優しい人でした。基本誰かと衝突するようなこと言ったりやったりしないんですよね。いちばん南らしいかもしれません。ただスピード狂(ほうきで飛ぶスピードが速い)だったり酒豪だったりなんかときたま過激なのがだいぶおもしろい。どこかのエピソードで「強い酒飲むと生きてるって感じする」みたいなこと言っててすごいなと思った。
ミスラさんをひっぱたたいた唯一の人。強い。ディ○ニープリンセスってたとえは的を得てておもしろい。
・ミチル
いい子なのは間違いない。だがなんかうっすら行く先が怖い気がする。ブラッドリーに言い負かされたときとか「力があれば」「独裁者になってもいい」って言ってるのがなんとも...自分の言うこと聞いてもらえないからより強い魔法で打ち負かそうってなんかちょっと...どうなんだろう。でも北の魔法使いに対しては有効な手なのかな...「自分のほうが正しい」と思ってそうな視野の狭さも子どもゆえなのか本来の性格なのか...双子の予言も含めて今後が気になります。
・レノックス
すごく真面目。言われたことに全部に真面目に返すので相手の調子がくるってくるタイプだと思います。ブラッドリーとかも調子狂わされてて両方かわいい。真面目ゆえにおもしろい。ファウスト先生とのエピソードもっと見たい。魔法使いなのになぐるほうが早い(得意)なパワータイプなのでこの人の呪文あんまり聞いたことない気がする。あとひつじかわいい。
・フィガロ
先生2。なんといったらいいのか...とりあえずただのいい人ではない。「今の俺最高にいい人だったなぁ」って言っちゃう時点でいい人ではないと思います先生。二面性が強すぎるしミチルに強い魔法教えてないのはもはや意図的だし双子の予言は不穏だし近いうちに死ぬとか言うし不穏すぎて大困惑ですよ。でもとりあえず死なないでほしい。
北の国
・スノウ、ホワイト
来たばかりの賢者様元気づけようとしてくれたしちゃんと団体行動(?)してるしあんまり北っぽくないなと思っていたけど、ホワイトの死因がスノウが殺しちゃったからって聞いたときにうわ...って思いました。意見の違いから戦いになって片方死んじゃって魔力で魂つなぎとめてるってなんかいろいろ想像を絶してる。どうやったら思いつくんだこんなこと。
魔法使いはそのうち成長が止まるみたいだけどだいたいみんなそれなりの年齢の姿なのに、この2人が子どもの姿なのはなんでだろう。
・ミスラ
団体行動は向いてなさそうだけどなんだかんだ人の話は聞いてくれてる印象。納得したら引いてくれるし。言うほどやばい感じはしない。あと自分の感覚とか心の機微とかにかなり鈍感なのかなぁと思います。悪食なのもそもそも「おいしい」とか感じてなさそうだし、厄災の傷のあのそういえば的な回収も自分が寝れないのが変って気づいてないというか気にしてないというか...とにかく自分のに対する感覚が鈍い。チレッタに対しても「こうだったかもしれない」みたいなぼんやりしてて自分でも彼女に対する気持ちがよくわかってないのかなと思います。特別なのは間違いないけど本人わかってなさそう。
・ブラッドリー
魔法舎に火をつけられる騒ぎになったときはさすがにこの人やべぇと思ったけど基本はちょっと荒っぽい兄ちゃん(ヤンキー...?)感がある。意外と北でいちばんぶっ飛んでないと思う。ぶちぶち文句いいながら街の復興の手伝いしてるしネロへの頼み事も(ネロがなんだかんだ聞くのもあるが)うまいしこの人リーダーやれるのはなんかわかる気がします。この人もいっぱい食べるので肉無限に食わせたくなる。あと本人は不本意だろうがくしゃみで消えちゃうのちょっとおもしろい。
・オーエン
初期から一貫してヤバいと思ってる人。何しても「目玉交換したんだよなこの人...」ってなる。なんというかぬるぬるしててつかみどころが分からない。傷モードで出てくるあの性格...が本来?のものだとしたら(双子がなんか言いかけた)通常のオーエンはなんなのか。魂を隠していることに何か関係あるんですかね?あと呪文2つあるのなんで?
カインも両目の色が違うのきれいですが、この人は色が違うことによる異様さ?みたいなのが際立ってる気がします。いいですね。二人とも元のままならきれいな顔だな~で終わるんだけど色が違うことであれっ?って目を惹くんですよね。キャラデザ天才だと思う。あとオーエンと対峙した賢者様が唐突に「この人も顔がいいな...」って考え始めた時は賢者様も大概肝っ玉すわってるなと思いました。
他にもありそうな気がするけどざっとこんな感じか。追記するかもしれません。
都志見先生のシナリオは難しい言葉はないのに情景や心情がダイレクトにわかりやすく伝わってくる感じがしてどうやったらこんなにうまく言葉使えるんだといつも感動します。常日頃「語彙力ほしい」などと言ってますがただ語彙を増やせばいいというものではないみたいです。
これからもマイペースに賢者ライフしていきたいと思います。